自動車事故は相手が無保険じゃ無くても安心できないって知ってました? その3

それからしばらくして、保険屋から電話来た。
こちらの状況説明して、こっちが加害者だって事じゃ納得しない旨は伝えたという。ただ感触的に相手は自分が被害者だという主張を引っ込めるつもりは無いらしい。

とりあえず、車の損害状況を査定するの車屋に預けてくれと。知り合いの車屋に預けて、修理代が算出されるのを待つ。
車両評価額38万、修理代35万。廃車ギリギリ(笑)
後から聞いたところによれば相手の修理代は60万程度らしい。
うちのボロ車は当然車両保険なんか入ってないので、過失割合に応じた金額しか手に入らない。
この時点で色々考えて修理するのはあきらめた。割合がどうなるにせよ、追い金をして修理するのが馬鹿らしいと思えたからだ。折からのガソリン高騰もあり保険で入るお金は買い替え資金に回す事に決めた。
35万を分母として8割?7割?ま、悪くても6割?そんな感じで20万円強をイメージしていた。
その後、保険屋からしばらく連絡が途絶える。2週間ほどしてしびれを切らしてこちらから電話すると
「先方が必要な書類を出してこないので先に進まない。催促してまた連絡する」」
との事。相手の事もあるからスムースにいかないのはしょうがないけど、進捗連絡くらいしろよ・・・・
このころからこちらの保険屋の対応の悪さに不信感を感じ始める。その電話からさらに10日以上が来なかったため、耐えかねて保険会社の苦情窓口に電話。3週間以上そちらから連絡が来ない事を告げる。
苦情対応窓口の人は、しょうがないんだけど、型通りの対応で自分が顧客対応慣れしてるせいもあるけど、なんかイラつく(笑)わかる人にはわかると思うけど、いかにも「あしらわれてる」感がありあり
ま、そんなこんなで、その日の夕方に担当者から電話が来た。
・相手は既に車両保険を使って修理を完了している
・過失割合は4:6(こっちが6悪い)を主張。譲る気はないっぽい
との事。
ここから、保険の手続きの問題点に色々気が付き始める。
・先方当事者は既に保険を使って修理済なので、もうどうでもいい。こっちが何言おうと「いやだ」だけ言ってればいい。
・相手保険会社は実際に保険金を払っているので、少しでも多く取り返したいので過失割合は譲れない
つまりこの時点で相手当事者は既に(彼の中では)この問題は終わっている。こちらは何一つ前に進んで無い。
たまたま、使用に問題が無かったので修理をしてないため経済的な損失はゼロだけど、もし修理をしていれば数十万円の支出を終えた状態で、いくら取り返せるかの攻防を実質「保険会社と」することになる。
もしそれが結構な額であれば、少しでも早く取り返すためにある程度の妥協もやむなしになるだろう。
先方当事者は実質退場済みで、保険会社にしてみれば数十万の支出なんて屁でも無いので、多少長引いても関係ない。強硬な姿勢を見せて相手が折れるのを待って、過失割合を相手に被せて少しでも多くを取り戻すだけ。
個人の方が圧倒的に不利な状況なわけだ。(あくまでも車両保険に入っていない場合)
この状況をこちらの保険屋から聞いた時、自分もめんどくさくなって、とにかく着地させようとして保険屋に5:5でも良いから早いとこ決着つけてと伝えてしまった。
だけど・・・・

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