せっかく自分でアジングロッド作るんだったら、アクションと使用感は最初のうちは思い通りにならなくても、色くらいは自分好みのモノを作りたいってなるよね?
また、せっかくだから、市販に無いような特徴的なの作りたいって人もいるかも。
アジングロッドで「色」を使えるのは基本的に以下の箇所
■ロッド本体(ブランクス)
→基本的に素材はほぼ100%黒なので、他の色にしたければ自家塗装するかショップに塗りをお願いすることになる。ハードル高め。
■スレッド
→もっとも簡単に個性を出せる。ソリッドカラー~メタリックカラーまでいろんなメーカーから多くの色が発売されてる。ピンストラプ的に使ったり、飾り巻をグリップ周辺にしたりとデザインと色の組み合わせセンス次第で個性を出す事が出来ると思う。
価格的にも手ごろなんで、ロッドビルディングを始めると少しずつ溜まっていく消耗品のひとつ。
■メタルパーツ(ワインディングチェック)類
→これもさまざまな色が出てる。但しグリップスクリュー前のフードトップやグリップに挟む飾りリング等まで合わせて単一色でまとめようとすると赤、青、金、銀、紫、黒、ガンメタ位になってくると思う。
これは基本的にマタギさんが作ってるメタルパーツ関係の色で、Fujiのカラーでそろえようとすると、これにオレンジが加わったりするけど、グリップのスクリュートップにつけるパーツが無くて、加工が必要立ったりする。
スクリュートップ、と最低限のワインディングチェックだけで良いなら、パステル調のきれいな色を作ってる「金具屋」ってところのがあるんだけど、、、
と紹介しようと思って調べてみたら、HPが無くなってる、、、
まだ売ってるところがあるので潰れたのか直営HPを止めただけなのかよくわからないけど、ここのを使うと、ちょっとその辺に売ってない色味が出せる。
■グリップ素材
基本的には黒のEVAかコルクの2択。EVAに青や赤はあるけど、あまりに安っぽくロッドビルドで使うようなものでは無い気がする。センスのある人ならワインディングチェックとの組みあわせでかっこいいの作れるかも?
■ハンドル(リールシート)
アジングロッドで使うのはIPS、DPS、SKSS、KSKSS、TVSあたりを使う事が多いと思うけど、一部の金属部分を除き全て黒。これもショップによっては塗装してくれるところもあるし、自家塗装する人もいるみたいだけど、常に手で持つところなので、結構良い塗装をしないと、擦れて剥げてくるのでよほどこだわりが無い限りはあまりお勧めしない。
色を使うところはざっとこんなところだけど、グリップ周りの作りこみやデザインを合わせて、結構個性的なつくりをする人も多い。
実は以前、中国で釣具工場に勤めてる知り合いに余っていたメタルパーツを沢山送ってもらった事がある。
その工場は世界中で売ってるいろんな竿を作ってるので、様々なサイズ、種類のメタルパーツがあるのだが、残念ながらアジングロッドに使えそうなものはほとんど無かった(笑)
まずは、どんなパーツが手に入るのかを確認して、自分の竿のカラーコンセプトを考えることからはじめてもワクワク出来るかも知れない。
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