ぼちぼちロッドビルディングを再開、、といって一月近く何も進んでないんだけど、材料や道具は順調に増えつつある。
そして、前々から面倒だったグリップ用のEVA加工用に小型旋盤を導入!
これまではハンドドリル使ったりしてたけど、これでEVA加工が一気にはかどるはず!!
ホビー用小型旋盤といえば、PROXが定番だと思うしちょっと前までは選択肢は実施ここのやつしかなかった。
多分、EVAの加工くらいなら十分な性能のウッドレースミニ(12000円強くらい)
と
多分少しパワフルで高性能?なミニじゃないウッドレース(30000円弱くらい)
国内メーカーだし実績あるし、ほかのメーカー無いし・・と思ってたけどミニのほうでも微妙に高い。
EVAくらいなら問題ないんだろうけど、ネットのインプレを見ていると若干パワー不足との情報も。
そんなこんなで躊躇してたんだけど、ある日中華系通販アプリのWish!を見ていると面白いものを見つけた。
Wishで買えるものの多くはAmazonで買える事も多いので確認してみるとあった!!
名前もまんまミニウッドレース(笑)しかもプロクソンのほぼ半額!!
ただ、レビューもほとんど無いし、ネット検索しても少なくとも日本語ではまったく記事が引っかからない。
数日悩んだり、複数サイトチェックした上で思い切って購入。到着した荷姿がもう怪しい笑
あけてみると・・・・
電源と本体と、おもちゃみたいな彫刻刀(この彫刻刀ほんとに使い物になりません)
電源はPCについてるACアダプタみたいな形状。
ちょっと違うのは、電圧を変えることで、回転数を変えられるようになってます。
HPの説明によれば、1500-7000RPMの間で7段階。
本体はアルミのフレームにモーター固定して、アクリルのカバーをザクッとつけただけ
配線はむき出しです(笑)
造形物の固定は電動ドリルでおなじみのチャック。0.6mm~6.5mmまで使えます。アルミパイプ等を用意して、それにEVAを通して加工する感じ。ちょっと細めなのでTESAテープ等でEVAの内径に調整が必要。
この辺はビルダーさんならお手のものですね
受側は一応ベアリング内臓
両端支持で物をセットできる最大幅は12~3cmくらい?
チャック側だけの支持ならもう少し長いものもいけます。自分は辛抱通した使い古しのIPS16をセットしてグリップを加工する予定です
全体のつくりとしては、ちゃっちい感じだけど、まわした感じはかなりパワフルです。
試運転 pic.twitter.com/0VFOqJq8se
— わんわん(takeo_S) (@Peacewanwan) 2018年7月5日
アルミ棒だけでまわしてみても、ほぼ芯は出てる様子
アルミ棒だけだと綺麗に回ってる pic.twitter.com/tnBynFP53j
— わんわん(takeo_S) (@Peacewanwan) 2018年7月7日
実際EVAを削ってみた。ただ、マスキングテープで下巻して太さ合わせたのが適当だったんでブレブレ(笑)
試し削り
芯が出てないように見えるのはアルミ帽に巻いてあるマスキングテープがいい加減にだから刺してあるEVAがブレてるため pic.twitter.com/UizO9jhjcV
— わんわん(takeo_S) (@Peacewanwan) 2018年7月7日
出来た
試しなんで荒いけど、簡単に作れる。12000円は高いけど、7000円弱ならなんとなく精神的な障壁も低い。
まだ、テストでしか作って無いので、耐久性とか細かい使い勝手はわからないけど、第一印象として、ロッドビルダーのツールとしてはアリだと思う。
ちなみにアマゾンで「ビーズ旋盤」で検索すると、この手の商品が沢山出てきます。(数珠球を作る為のものらしいです)
ビーズ旋盤の検索結果→ https://amzn.to/2J8tENW
ただ、いろいろ調べると、どれも同じような構造、仕様で付属品が違うだけとかなので、自分は一番安いと思われるのを買いました
トランスフォーマーみたいに組み替えてボール盤やミニテーブル鋸に返信するようなのもありますが中華の工作精度を考えると複雑なつくりの物はお勧めしません。
あくまでも、アルミプレートにモーターが固定されているだけ、というのが最適だと思います。
以上、選択肢のほぼ無かったビルダーの欲しい工作機械の3本の指に入る「旋盤」界に現れたニューースター候補の簡単レビューでした
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