動画投稿やリアルタイム配信で注意してもらいたい事

瀬戸内や北陸のアジンガーさん達にはピンと来ない話かも知れないけど、関東近郊は本当にアジングポイントが少ない。

というか、そもそも釣り場が少ない。
房総半島や三浦半島はまだマシだと思うけど、東京湾界隈、いわゆる、湾奥とか京浜地帯といわれるエリアは特にsolas条約発効後はそもそも立ち入れる場所が少なくなっている。

そんな中、アングラーは釣り場を開拓し、情報を交換し少ない釣り場を守って釣りをしているのが現状だと思う。
そんな、一般アングラーの努力をまるっきり無視した事態起きたことは先日書いた
この騒動はツイッター等ネットで非難が広がりメーカーは動画を削除し謝罪して終わった。
この件は、立ち入り禁止区域での動画だからメーカーも最終的に謝罪せざるを得なかったのだと思うし実際謝罪文の趣旨もそうなっている。
だけど、ツイッターやブログで非難していたアングラーの思いの本質はそこでは無いと思う。
湾奥アングラーの気持ちはもっと単純話で
釣り場をネットで晒すな
わがままと言われてもしょうがい。でもこう思ってるアングラーは少なく無いと思う。
最近アジングの好ポイントが多くアジンガーが集まってきている横浜近辺は足場がいい場所も多く、都心からのアクセスも便利。
人が増えるといろんな人が出てきて、ブログやツイッターに写真乗せる人、youtubeに動画乗せる人、そしてついにはリアルタイムで動画配信する人も出てきた。
ブログをやっているとわかるんだけど、アクセスを集めるのに効果的なのは、どこで、何を、どうやって釣ってるかを可能な限り明確にすることだ。
横浜の●●の角から●番目の街灯横で1.3gのJHフルキャストしてカウント10付近で入れ食い
とかが一番効果的。
そういう記事を積み重ねれば検索経由の流入も増えてアクセスは増え続ける。
ただ、その代償として、●番目の街灯横はいつ行っても人だらけになる。
だから、個人でブログやツイッターに写真や動画を載せるときは、それによる影響をぜひ「自分の為に」考えてみて欲しい。
前述のメーカーの動画などは、ビジネスとして「湾奥で釣れてる画」を撮る必要があったんだろう。
メーカーテスターやスタッフがブログやツイッターで自社製品を使いながら「釣ってる画」を載せてる人が結構いる。
その人達にとっては製品のアピールよりもテスターやフィールドスタッフとしての自分のブランディングの意味合いも大きいのかもしれない。
でも、おそらく最終的にメーカーに利益をもたらすコアなアングラーほど、この手の話題に敏感で、そのブランディングが裏目に出る事も多いかも知れないって事を考えてみるべきだと思う。
単純に配信が悪いって言うことではなく、冒頭に書いた東京湾の釣り場を取り巻く現状を考えたらメーカーやその関係者ならやって問題ない事、やらないほうがいい事くらいは判断できると思う。
このエントリーも批判がそこそこ来るんだろうなぁ(笑)
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